スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

消費税の増税<超具体例>

消費税の増税についてインターネットで調べていると、
「消費税の増税って具体的にいつからなの?」
と言う質問に対して、
平成26年4月1日から8%
平成27年10月1日から10%です。
という回答をよく目にします。

私にしてみれば、これは具体的ではないのです。

実際に平成26年4月1日を迎えた時のことを考えてみましょう。

まずは、スーパーに買い物に行ってみます。
昨日(平成26年3月31日)まで消費税込1,050円だったステーキが、霜が増えたわけでもないのに1,080円になっていました。
100円ショップに行ってみると、3つ買って315円だったのが、324円になりました。
やっと5%の計算に慣れてきたのに、8%って計算し辛いですね。
また慣れるのに時間がかかりそうと思いきや、翌年10月には10%になりますので、慣れること無く8%の時期は終わりそうです。

消費税を支払う側のイメージは出来ましたでしょうか。

では、事業者として請求する側の立場を考えてみましょう。
新消費税法は、
「事業者が国内で行う施行日以後の資産の譲渡、資産の貸付及び役務の提供や課税仕入及び保税地域から引き取られる課税貨物に係る消費税について適用されます。」
とあります。
つまり、資産の譲渡がいつ行われたのかにより、旧消費税法の適用なのか、新消費税法の適用なのかを判断します。
資産の譲渡の時期は、物の引き渡しを要するものは、全て引き渡した日、物の引き渡しを要しないもの(機械のメンテナンス料など)は、その役務を全部完了した日となります。

具体的な例を上げてみましょう。
簡単に考えるために、取引は1回につき税抜10,000円とします。

※まずは、売上を月末締めと仮定します。

①商品を3月16日に取引先へ渡しました。
この場合は、3月16日に商品が取引先へ渡っていますので、消費税5%の適用となります。=10,500円(税込)
②商品を3月31日に取引先へ渡しました。→消費税5%適用=10,500円(税込)
③商品の都合が付かず、受注は3月30日だったものの、4月1日に取引先へ納品することとなりました。
この場合は、商品の譲渡が完了したのが4月1日となります。そのため、消費税8%の適用となります。=10,800円(税込)
④商品を4月15日に取引先へ渡しました。→消費税8%適用=10,800円(税込)
⑤3月16日に取引先へ渡した商品が4月10日に返品されました。
この場合は、合理的な方法により継続して返品処理している場合には3月の売上に対する返品となりますので旧消費税法の規定に基づき計算できます。つまり5%で計算できます。=10,500円(税込)の返品

3月末締めの取引先への請求合計 ①+②=21,000円(税込)
4月末締めの取引先への請求合計 ③+④-⑤=11,100円(税込)

※ 次に、上記の内容を踏まえた上で、売上を15日締めと仮定します。

① 商品を3月16日に取引先へ渡しました。→消費税5%適用=10,500円(税込)
② 商品を3月31日に取引先へ渡しました。→消費税5%適用=10,500円(税込)
③ 商品を4月1日に取引先へ渡しました。→消費税8%適用=10,800円(税込)
④ 商品を4月15日に取引先へ渡しました。→消費税8%適用=10,800円(税込)
4月15日に売上を締めました。
請求額合計 
税抜 40,000円
税込 42,600円
となります。

締め日によっては、5%と8%の消費税が混在することになります。
4月15日が締めだからといって、税抜合計額40,000円に8%の消費税をかけてしまうと、43,200円となり、実際の請求額よりも600円多く請求していまいます。この例ですと、たかが600円かも知れませんが、桁が変われば取引先とトラブルになりかねないので注意が必要です。

⑤上記に加え、4月10日に3月31日分が返品になりました。→消費税5%適用=10,500円(税込)
請求額合計 
税抜 30,000円(売上40,000円-返品10,000円)
税込 32,100円(売上①+③+④)

こちらも、税抜合計30,000円に消費税8%をかけてしまうと32,400円となり300円多く請求してしまいますし、返品を10,800円(税込)で計算してしまうと、31,800円の請求となり、今度は300円少ない請求をしてしまうことになります。

請求書の方は、明細が全て税抜、合計欄に税抜合計・税込合計といった表示しかないと、一見どれが5%の適用でどれが8%の適用なのかわからないので、取引毎の日付をきちんと記載していただくか、明細毎にどちらの消費税率の適用なのかが記載されているとトラブルの防止になりますね。

請求書作成時にシステム上、合計額で消費税を計算してしまう場合には、一旦3月31日で締めていただいて、3月16日から31日までの分を5%で計算し、4月15日に4月1日から15日までの分を8%で計算していただくと良いかと思います。
以降は15日締めでも全て8%での計算になりますね。
実際に消費税が3%から5%に上がったときには、一般的にこのような処理をしていたようです。

消費税増税の切り替え時、ご面倒かとは思いますが、細心の注意を払うようお願い致します。
※ 「消費税」と記載しておりますが、「消費税及び地方消費税」のことです。消費税等と載せると読みづらいので「消費税」と書かせて頂きました。

消費税の増税に伴いまして、経過措置があります。
次回はこちらの経過措置に関して載せることができたらいいなと思っています。
消費税の増税関係に関しましては、まだまだ載せたいことがありますので、しばらくはこのような感じのお話が続くかもしれません。

よろしくお願いいたします。
※間違いを発見次第修正しております。申し訳ありません。

税理士法人総合会計事務所 総務 田谷真弓
ホームページにも遊びに来てください!!
http://www.sogo.or.jp/

more...

スポンサーサイト

9月になりました

ちょっと油断して、9月になりましたブログが遅くなってしまいました。
申し訳ありません。
だいぶ過ごしやすい気温になってきましたが、まだまだ日中は日差しが強いので、
水分を十分に取って、元気に秋を迎えましょう!!

9月の税務は以下のとおりになります。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

・8月分源泉所得税の納付(8/10)
・7月決算法人の確定申告(法人税・消費税等)(9/30)
・1月決算法人の中間申告(9/30)
・10月、1月、4月決算法人の消費税の中間申告(年3回の場合)(9/30)

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

上記の通り、9月は特に特別な税務処理はないのです。
ただし、今年は、消費税の増税に伴い、消費税の現行5%で住宅を建てたい場合には
9月末日までに契約を成立させる必要があります。

詳しい内容は過去のブログを見ていただくとして、
(6月18日「消費税増税と住宅ローン減税」参照)

今回の消費税増税に伴い、住宅の注文が増えて、住宅の価額が上がっているそうです。
つまり、消費税が上がったあとは、注文が減り、価額が下がることも考えられます。

とは言っても、大きな買い物なので、消費税5%と8%の差は大きいですね。

6月18日のブログでも載せていますが、一概に「消費税が上がっちゃうから9月末日までに契約を!!」とは言えません。

何よりも、今から急いで契約するのと、自分好みの家をじっくり考えて建てるのとどちらが価値が高いかを考えていただけたらと思います。

とりあえず、今月までに契約をすれば、完成が平成26年4月以降になっても消費税は5%です。
今月までに契約をしなくても、平成26年3月までに完成・引き渡しが済めば消費税は5%です。

そして、家の建築に伴い、家具・家電も揃えると高額ですので、新しく購入するのであれば、こちらは消費税増税前がいいのかなと思います。

よろしくお願いいたします。
税理士法人総合会計事務所 総務 田谷真弓
※収納スペースは多いほうが良いですよ。
08 | 2013/09 | 10
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
プロフィール

総合会計総務

Author:総合会計総務
総合会計で総務をしております。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。